目的に応じた高校留学の使い分けを!
製品には、アルク社の作ったワークブックとリスニングCD、それにヘッドセットのついたデラックス版があるが、ワークブックとリスニングCDはどうしても手に入れておきたいから、少々高くヘッドセットが無駄になってしまうけれども、こちらを選んだほうがいい。
正統派の英語ソフトは次項でも紹介するが、インターネットスクールとの優劣は、そのソフトの出来栄えによって決定されてしまう。
しかもインターネットスクールでは、「ビジネス英語」で料金が跳ね上がるケースが多く、特に企業向けのスクールだったりすると、既述のように個人ではとても手が出ない金額になってしまう。
ビジネス英語を考えた場合には、私見ではあるが、パソコンソフトで勉強したほうがいいと思う。
ビジネスレターの書き方や、会議の仕方、交渉の仕方といったビジネス英語特有の勉強はパソコンソフトでも十分可能だからだ。
もういちど整理してみると、インターネットスクールとの優劣が決まる。
フトに軍配が上がる。
ということが言えるのではないだろうか。
だんだんと結論が見えてきたようだが、この続きは次項でも述べる。
慣れないうちは、人物をクリックするのが怖い。
うわ〜、という感じで英語を話しまくられるからだ。
向こうから近づいてきたりしないのが助かるけれど。
マイクロソフトお得意のスケジュール表。
オフィスやマネーなんかでもよくお目にかかるが、「スケジュール作り」の大好きな日本人には、けっこう堪えられない機能だ。
マイクロソフトの『インタラクティブ英会話ビジネス編』以外に、おすすめのソフトがひとつだけある。
それは『Business English Meetings』という、カナダの国立大学であるビクトリア大学によって監修されたソフトだ。
比較的大きなパソコンショップでないと置いていないようなので、今まであまり目にしたことがないかもしれないが、これも強力におすすめしたいソフトで、たとえお店に注文して取り寄せてもらっても、その価値は十分にあると思う。
ビジネスパーソンとして海外の会議に出席することを想定し、効果的なコミュニケーションの取り方や、相手の価値観、物腰、ボディランゲージなどを学び、会議特有の言い回し、例えば会議の始まりや異議の唱え方、交渉の仕方などを身につけ、さらには実用的な書類やグラフ、表、ビジネスレターの書き方などを習得できるようになっている。
ユニットは7つ。
「会議を開催する」「プレゼンテーションをおこなう」「異議を唱える」「説得する」らなっていて、それぞれのユニットには関連するクロスワードや聞きとり問題など、記憶を定着させるための楽しいクイズが用意されている。
単語集・フレーズ集に格納されている語句は、すべてクリアな音声で再生できるのもいい。
極めて実践的な作りとなっているので、このソフト1本を隅から隅まで身につけてしまえば、ビジネス英語で必要とされるほとんどの技能をカバーできるのではないだろうか。
あえてケチをつけようとすれば、ビデオ再生ボタンを押してもなかなかビデオが再生されず、おかしいなと思っていろいろいじっていたら、真っ暗な画面の左下に再生のための▲印が隠れているのを発見。
手探り(マウス探り?)でそのボタンを押すか、「?ボタン」を押すとなぜか「▲ボタン」が表われるので、その後再生ボタンを押すなどしなくてはならないことと、『インタラクティブ英会話』に比べるとやはりビデオの画質が一段落ち、画面のサイズが小さいことが挙げられるだろう。
そうした細かい点はどうでもいいとして、隠れた名作だと思う。
付属の教科書もしっかりした作りで、楽しく勉強できそうだ。
もうひとつ『Native World』というよく知られたソフトもあって、数ある追加教材の中に、「ビジネス会話(国内編)」と「ビジネス会話(海外編)」がそろっている「ビジネス会話(国内編)」についてこちらは難易度的には『インタラクティブ英会話』や『Business English Meetings』よりやさしく、初級者でも無理なく学習することができるが、上記の2ソフトに比べると、その分逆に少々もたもたしている感も否めない。
スピーキング練習を丁寧におこなえるのは評価できるが。
実はパソコンソフトには買ってからしまったと思うような製品も多い。
どこの何という製品かは(個人の好き嫌いという問題も絡んでくるから)言えないが、初級者向けを護ったソフトに、意外にそうしたものが多い。
楽しく勉強させようとする工夫がかえってソフトのスピード感を失わせ、機能が満載されればされるほど、授業が中断されるような気がするのだ。
分類4のイラスト系ソフトにも共通して言えることで、何だかタルイ。
数千円から1万円も払ってこれでは、もう二度とソフトは買わないということになってしまう。
だから英語の勉強は、まずインターネットの無料サイトを徹底的に試して、ある程度の当たりと実力をつけてから、有料のスクールに入るか、それともパソコンソフトを買うかを決定するのがベストだと思う。
いかにもカナダの会社が作りましたという感じのソフトで、なにごとにも派手なマイクロソフトの『インタラクティブ英会話」との対比が面白い。
ビジネス会議に特化し、会社同士の合併問題に取り組んでいくストーリーなので、自分が当事者になったような気がしてくる。
せっかくうまくまとまりかけていた意見が反対者によってひっくり返されたりして、こうやって交渉は進んでいくのだなと興味深い。
ゴルフに見立てた練習問題のひとつだが、ユニットごとにこうしたっているけれども、このソフトを使うレベルの人であれば、なるべく英文だけを読みたいものだ。
リスニング用CDがついていれば、なお嬉しかったのに。
日本人が主人公なので、親しみやすい点は評価できる。
さて最後に、分類3の「TOEICや英検などの試験対策に特化したソフト」について述べようと思う。
結論として、TOEICをまだ受けておらず、具体的にどういう形で出題されるか知らない人や、1,2回受けてはみたものの成績は芳しくなく、何か教材を買わなくてはならないという人だったら、ソフトを買ってみても有効だと思う。
何度か受けたことがある人や、教材も持っている人、カベに突き当たってスコアが伸びなくなってしまった人には、あまりおすすめできない。
なぜかと言うと、受け始めの人は何らかの基本教材が必要だからいいとして、経験者の場合、勉強法自体がカベに突き当たったか、英語の勉強という行為そのものに飽きた可能性があるからだ。
この本で何度も述べてきたことだが、社会人になってからの勉強は、楽しくなければ続かないものだと思う。
学生時代と同じように英単語片手に通勤電車に乗り、疲れて帰宅した後に参考書をひも解くというのは、なかなか続くことではないだろう。
昇進試験を間近に控えているなら仕方がないけれども、時間的に切羽詰まっていないならば、回り道に思われても、“本能の命じるまま”面白いと感じる勉強法に切り替えたほうがよい。
験用サイトもあるが、たとえ勉強のみのサイトでもパソコンを使って英語を勉強するという行為自体が目新しいから、しばらくは長続きする。
しかも、それが遊び心満点のサイトであればあるほど、長時間勉強を続けられるのは自明の理であろう。
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